■ご購入前にご確認ください■

• 長期に乗らない車両（レースカー、外車など）
  止めている間に流れている電流（時計、オーディオのバックアップ、セキュリティなど）でバッテリーの容量を消費します。（月に一度しか乗らない等）
• 電装品が多く付いている車両（主にカーオーディオ系＞
  車のオルタネーターからの発電量を超える電装品を装着し、走行中でもバッテリーが充電されない。
• 近距離走行（10km未満）の繰り返し/走行しないでエンジンしか掛けない
  バッテリーからの放電が多く、短時間のオルタネーターの発電量では使用した分が充電されない。

• バッテリーは、正・負極板と隔離板（セパレータ）及び電解液で構成されており、その持っている化学エネルギーを電気エネルギーとして取り出したり＜放電＞、逆に電気エネルギーを化学エネルギー＜充電＞として蓄えたりします。バッテリー単体では、電気を充電することができません。
  必ず、車両のオルタネータや充電器で充電することにより、初めて電気が蓄えられます。
  基本的なことですが、放電量（使用量）が充電量より多くなれば、バッテリーあがりはおこります。特に 長期に乗らない車両や電装品を多くつけている車両（カーオーディオ系）に容量の小さななLB/PC545、PC535、LB/PC680、PC625は推奨しません。また、LB/PC925も使用することが注意が必要です。

• ODYSSEYは、内部抵抗が少ないために、放電する能力は優れています。しかし、電気を蓄えている実容量はほとんどの場合、少なくなります。
  これは、純正バッテリーと同じ位置に搭載を検討した場合、ODYSSEYバッテリーでは、おおむね純正バッテリーのサイズよりひとまわり小さいサイズを 選択するためです。
  このような場合、ODYSSEYバッテリーは、放電能力に優れているためにエンジンの始動に関しては問題ありませんが、バッテリー容量が少なくなることを気にしていないと、バッテリー上がりのトラブルとなります。（特に上記の注意が必要なケースに該当する車両）

• バッテリーあがりを起こした状態で、そのまま放置する（数週間程度でも）と充電してもバッテリーの劣化が進み、ほとんど回復できません。内部劣化により化学反応が起きなくなるためです。
  特に過放電（100%以上の放電、端子電圧11V以下）で長期放置が該当します。
  バッテリー上がりが発生したら速やかに充電をすることでダメージを最小限に抑えることができます。なお、劣化した分は、充電をしても回復することはできません。また。保障対象外です。

上記事由を含め、バッテリー上がりを回避するためにも、定期的な充電器による補充電がオススメです。
定期的な充電器による補充電をすることにより、大きく寿命が変わります。短時間（30分程度）でも充電器による補充電は効果があります。